トヨタ ジャパンタクシーとは
最近よくみかける車高の高い、ちょっとおしゃれな黒いタクシーが、
トヨタが出したタクシー専用車の「トヨタ ジャパンタクシー」です。
スタイルのユニークさに好き嫌いがあると思いますが、
タクシーとしてはとても使いやすいクルマではないでしょうか。
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なぜか、日本ではタクシーというと2リッタークラスのセダン
(それもほとんどがトヨタコンフォート)しかなく、最近になってニッサンの「NV200」を見かけたり、
プリウスなどを見るようになりましたが、その数は全体からすればほんのわずかであり、
ミニバンであるアルファード・ヴェルファイアを個人タクシーで見かける程度でした。
そこに突然現れた「トヨタ ジャパンタクシー」はミニバン並みの背の高さ(175センチ)の
ハッチバックでスライドドアになっている。
後席のスライドドアの便利さは小さな子供を持つ家族連れや雨降りや
荷物を持ったままでの乗り降りは、そのありがたさを感じるはずですし、
車いすに乗ったままスムーズに乗り降りできるかは重要なポイントです。
スーツケースも今までのセダンタイプではトランクに載せるしかなかったのですが、
大きなLPGの燃料タンクが真ん中に鎮座しており、トランクまでの高さも決して低くないので
載せにくくもあり、なぜセダンを使うのか理解でしづらく思っていました。
但し、もちろんデメリットもあります。
スライドドアの開くスピードが遅いとか、車いすのスロープの取り付けに時間がかかるとか、
加速が遅いという点は難点と言えるでしょう。
ハイブリッドシステムですが、ガソリンではなくLPGによるハイブリッドシステムを採用し、
カタログデータではトヨタコンフォートの約2倍の燃費の良さとのこと。
もちろんEV(電気自動車)の採用も検討したことと思いますが、
トヨタだからハイブリッドなのではなく、まだEVでは充電に時間がかかりすぎるので、
実用的ではないと思います。
でも中国ではタクシーはEVになっているよ!との話もありますが、
その実態は中国のタクシーには排ガスによる公害問題もあり、
積極的にEVが採用されていますが、充電には2~3時間かかるのが当たり前で、
昼間に休憩時間と合わせて充電をするそうです。
もちろんその間は売り上げが上がらないわけなんですが、
運転手には国から補助金がたっぷり支給されるので文句が出ないそうです。
日本ではマネできないですね。
アプリのJAPAN TAXI
難点としては、雨の日や朝夕などの時間帯は、「紹介出来る車がありません」という
表示が出る事があげられます。
又、アプリ内にチャット機能が無いために、土地勘がない場所などで待ち合わせの場合、
その場所が一時駐車出来ない場合など、別の場所に変更する等の調整が
出来ない点です。
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